【開催日時】
平成１８年１０月７日（土）～１５日（日）
【開催場所】
堺銀座商店街内赤い看板の旧シャルル
【趣旨】
堺東の銀座商店街の中に、長年シャッターを閉めきられたまま利用されていない空き店舗がありました。
「工芸品店・シャルル」という名のお店。
そこを利用した公共スペースをつくり、街の“劇場”として活用すべく、学生を中心としたプロジェクトチーム
が立ち上がりました。そして手がけた第一弾の企画がこの写真展です。
「堺東で働く人を知ってもらおう」「どんなお店があるか私たちも知りたい」という思いから始まった企画です。
シャルルが出来るまで
天井はたわみ、電気も水道もなく、壁もぼろぼろだったシャルルをどう蘇らすか…
暗い店内で会議を重ねました。
壁はしっくいで塗り、天井もペンキを塗りなおし、近所の建具屋さんで廃材をもらい、インテリアにしました。床はカーペットをはぐと、“糊”がいい感じの模様で浮き出てきたので、コンクリのままで利用することにしました。
作業中、多くの隊員や商店街の方が応援にかけつけてくれました。
食べきれないほどの差し入れも頂きました。ありがとうございました。
写真展が出来るまで
「写真はセミプロにとってもらおう」ということで、コニカミノルタ社の写真好きな方々６名のご協力を頂きました。まわった店舗は約６０店舗。総枚数２５００枚にもなりました。撮った写真はパネルにはり、レイアウト作業を行いました。
写真展開催
計８日間、写真展を開催しました。約３５０名のお客様にご来場頂きました。皆さん、口々に、「こんな店があるなんて知らなかった。」「生き生きと働く姿に感動した」とおっしゃっていました。特に、被写体となった商店街の方は自分の写真に照れながらも喜んで頂きました。
